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卒業生830人超!鯖江市から、日本の未来を想う人材を生み出し続ける、河和田アートキャンプ13年目の挑戦

公開日: 2017年06月09日
文化・伝統・産業振興

今年で13回目を迎える「河和田アートキャンプ」。芸術を学ぶ学生たちと地域住民が様々な課題を「地域生活×アート」をテーマに解決していくプロジェクトです。これからも継続的に実施していけるよう、ぜひ応援してください。

都会の学生と取り組む地域づくりプロジェクト「河和田アートキャンプ」

こんにちは。福井県鯖江市です。

鯖江市の河和田(かわだ)地区は三方を山に囲まれ、鯖江で唯一、中山間地域に指定される自然に恵まれた地域です。

また、越前漆器や眼鏡産業など「ものづくり」が盛んな地域でもあります。

この地で2005年、河和田アートキャンプはスタートしました。

毎年、京都を中心に関西圏で学ぶ大学生が河和田にやってきて、夏休みの約40日間を使い共同生活をします。豊かな自然の中で、地域住民との対話や共同作業を通して、さまざまな課題を見つけて自分たちが学ぶ美術やデザインと結び付け解決の糸口を探っていきます。

河和田アートキャンプは「地域生活×アート」をテーマにした年間を通したプロジェクトなのです。

これまで多くの大学生が河和田を訪れ、多くの課題解決を行い、さらに大学卒業後の今も、地域住民との永続的な交流が生まれています。 この取り組みは、これから地方が生き残っていくための解決方法の一つだと考えております。

また、参加する学生たちにとっては自分たちの力を試す場であると同時に人間としての成長の場でもあります。

そんな「河和田アートキャンプ」を今後も継続していけるように、ぜひ応援してください。

今年で13年目。

この取り組みは、一過性の「学生アートの祭典」ではなく、中長期的な「地域の未来づくり」を構想した活動です。

現在は京都精華大学と京都造形芸術大学を中心に、地域内外の学生たちと地域住民とが主体となり、地域の諸問題に着目し、地域資源を活かしたアプローチで課題解決を目指します。

大学生を中心に、毎年100名を超える若者たちが河和田に集い、12年間の参加者は累計で42大学1,500名を越えました。(複数年参加する学生含む)

参加者は、集まった段階ではほぼ全員が河和田との縁はありません。

彼らは、自身の未来を考える場として、全国から自主的に河和田へ来訪します。その自身の成長へ向けられた本気の姿勢が、河和田の「まちづくり」をより熱意ある活動へと導きます。若者たちが熱い想いをもって参加するイベントなのです。

地域住民と共に悩み考える

ものづくりのまち鯖江のなかでも、河和田アートキャンプの舞台となる河和田地区は市内における眼鏡の発祥の地であり、1500年の伝統を有する越前漆器の産地です。

しかし、ものづくり産業を取り巻く環境の変化により、景気は低迷。河和田地区の人口は、昭和52年の5,959人をピークに平成29年4月1日現在では、4,255人と減少を続けています。

福井県内で唯一、人口が増えている鯖江市において、河和田地区は人口減少が進んでいる地域の一つです。

一方、高齢化率は上昇し、高齢者の一人暮らしや空き家の増加などが地域の大きな課題としてクローズアップされています。

地域住民はこうした問題の中で、それぞれが直面している地域課題を若者たちに伝えます。

若者たちは課題解決に向けた創作活動について地域住民にプレゼンテーションを行い、地域住民は彼らの活動案に対して、市民目線からアドバイスを行う、ということを何度も繰り返し、徐々に実際の活動計画が固まっていきます。

どちらも妥協することなく、納得がいくまで協議を重ねます。

地域住民の持つ知識や経験、問題意識と、若者の柔軟で創造性豊かな提案や行動力の、調和が取れた結果が河和田アートキャンプの活動として生まれていきます。

県外からの学生と地元住民が一緒になって話し合います。ここから、様々なアイデア、新しいつながりが生まれます

きっかけは災害支援

2004年の福井豪雨でこの河和田を含む広域が被災しました。

当時、京都で「科学」×「芸術」という環境活動を行っていた、現河和田アートキャンプ総合ディレクターの片木孝治さん(元京都精華大学准教授)は、河和田での豪雨災害を知り、災害ゴミなどの環境支援活動のため6~7人の学生とともに河和田を訪れました。

当時の様子。河和田では住宅が流され、行方不明になった方も…

支援活動の中で、近隣にある「越前和紙」の産地越前市今立地区で、水に浸かってしまい廃棄しなければならない出荷用のロール和紙が大量にある事実を知りました。

「もったいない」という声も多くあり、片木さんたちは自分たちの活動と結び付け、この廃棄される和紙からアートをつくるワークショップを行いました。

和紙には、水害を乗り越えて「明日、天気(元気)になあれ」というメッセージ、や手紙を書いて「てるてる坊主」をつくりました。

地域住民のほか、旅行で訪れた方など多くの人が手紙を書き、象徴的なプロジェクトになり、一年後には500個ものてるてる坊主を並べたセレモニーを行いました。

このプロジェクトが「河和田アートキャンプ」開催のきっかけとなったのです。

河和田アートキャンプには、学生たちのアイデアをきっかけに始まる様々なプロジェクトがあります。その一部を紹介します。

プロジェクト事例1「河和田地酒 鴛鴦(えんおう)」

豊かな自然や地域と大学生との関係など、河和田にある良いものを伝えるために丹精込めて日本酒を作るプロジェクトです。醸造も鯖江市内にある豊酒造とタッグを組んで行っています。

プロジェクト活動の中で、耕作放棄地の復活や漆器職人への制作依頼など、地域資源を有効に活用して仕事を作っていくという仕組みになっているため河和田アートキャンプと同じく、継続すればするほど地域へ還元されていきます。本F×Gの返礼品にも鴛鴦(えんおう)がありますので、是非ご賞味ください!

学生の発案に地元有志が立ち上がり、鴛鴦会という団体ができました

他にも「農業とアート」では、このような藁や草のオブジェが出現したりしています

プロジェクト事例2「林業とアート」

河和田地区は三方を山で囲まれた地域です。

木は適度に間伐しないと成長しません。しかし、間伐した木の利用先がないため間伐が進んでいないのが現状です。

これを解決する一つの提案として、1本の木からどんな表現や製品のアイデアができるかにチャレンジしました。

2011年の取り組みでは、「スギノイエ」を製作しました。

たった1本の杉の木からこんなものまで創ることができる。学生にはすべてをアートに変えてしまうパワーがあります

製作にあたっては林業家の方とともに、実際に山に入りチェンソーをもって間伐材の切り出しも行いました。

完成品は下草が生い茂る里山に設置しました。

そこに一日限定でオープンしたカフェでは、訪れた人々が、木や森の香りに包まれ、無垢材の柔らかい質感を満喫していました。

間伐材のさまざまな利用方法を地域の方と一緒になり学生たちがデザインしていきます。

その他にも、薪をアートにしたり、切株をアートにしたり、子どもたちと杉葉で鎌倉を作ったり。作業着でアートしました。今まで市民にはなかった発想で、一気に森に活気が!

住民の意識も変化

12年間の活動の中で、すでに鯖江市内外に変化が表れています。

2010年には「学生任せではなく、地域住民が立ち上がらなければ」という声から、地域住民が主体となった「河和田くらしの祭典」という地域観光イベントがスタートしました!

昨年は9月に開催され、河和田の「ものづくり」、「アート」、「食」の魅力を楽しめるイベントとなり、県外からも多くの人が河和田に訪れました。
河和田の自然・歴史・伝統・文化等の地域資源を最大限に活かし、継続的に地域の魅力を発信し続けています。

地域のおばあちゃんと共同生活を始める若者も

アートキャンプに参加した学生の中には、大学卒業後に河和田に移住して一人暮らしのおばあちゃんと共同生活を始めた若者もいます。

そのおばあちゃんは「こうやって人を育てることが一番の『まちづくり』である」といいます。

アートキャンプの経験から、友人関係やご近所付き合いを超えた地域住民との深いコミュニケーションが生まれています。

河和田アートキャンプを卒業して県内外で活躍するOB・OGにとって、河和田アートキャンプの継続は社会人として再び河和田と関わる切符を意味します。

家族での旅行、移住定住の候補地として。また、OB・OGのビジネスが、河和田での新たな産業の芽となる可能性があります。このように、学生時代とは違う次なるメリットを生み出していきます。

卒業後河和田に移住してきた若者と、それを温かく受け入れるおばあちゃん。いい関係が広がっています

河和田の未来、日本の未来のために

河和田アートキャンプが始まったころを境に、日本の総人口数は統計上のピーク(2008年)を迎えました。

これは日本が縮小化社会への入口に立った事を示唆するもので、すでに河和田を含む地方地域では、その先駆け(将来の日本の姿)とも言える様々な問題や状況が、顕在化を始めています。

こうした時代の流れを、未来を担う学生たちや問題に直面している地域の方々と共に意見交換をしながら、時代に合った新しい価値観の創出を目指して活動を継続することが、今後のより良い未来を作っていくことになると考えています。

河和田アートキャンプは日本の地域が抱える問題の解決策の一つだと考えています。

この活動に参加した若者は、現在、全国に広がっています。河和田で得た経験は、地域をより良く変えていく原動力となっていくでしょう。

河和田アートキャンプを継続して、鯖江の、そして日本の未来を創っていくために、ぜひ一緒に行動していきましょう!


支援金の使途

河和田アートキャンプ2017の活動運営費全般

(消耗品、旅費交通費、材料費、謝金等)

返礼品について

このプロジェクトでは、通常のふるさと納税の返礼品にプラスして河和田アートキャンプ2017の活動レポート冊子をお付けいたします。(※お届けは平成30年4月を予定しています)

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  • ナルオ

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  • にしかわ

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  • 関本光浩

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  • きむら

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  • さいば

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  • セキグチ

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  • DSHIRO

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    応援しています。今後もこの取組が長く続き地域がますます元気になることを期待してます!
  • かめ

    かめ

    ふんばっていきましょう
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