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長浜で「オオサンショウウオ」が暮らす環境を守りたい
オオサンショウウオが暮らす古橋
滋賀県長浜市木之本町古橋は、集落の東にそびえる己高山(こだかみやま)を中心に古くから観音信仰を基調とした仏教文化が開花した地域で、毎年多くの参拝客があります。
特に紅葉の名所となっている鶏足寺(けいそくじ)にはシーズンの2週間で、約5万人の観光客が訪れます。
その己高山を源に大谷川が流れ、古橋の人々は、生活用水やかんがい用水としてこの川の恩恵を受けて暮らしています。そしてオオサンショウウオもこの川でひっそりと暮らしています。
特別天然記念物であるオオサンショウウオは、国の絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)にも指定されており、世界最大の両生類で、太古から同じ姿であることから「生きた化石」と呼ばれています。生息域は岐阜県から近畿、中国、四国、九州地方にかけて生息しており、滋賀県内でも確認はされていますが、近年チュウゴクオオサンショウウオとの交雑が問題となっており、日本固有種の減少が危惧されています。
古橋では平成14年に初めて在来種であるオオサンショウウオが発見され、現在では70個体以上の生息が確認されています。
砂防ダム計画時にオオサンショウウオが発見される!
地域の方々の生命財産を土砂災害から守るため、大谷川では砂防事業が計画されていました。この事業による環境への影響調査の中で、平成14年に初めて大谷川でオオサンショウウオは発見されました。ほかにもたくさんの希少生物の確認がされたことから、事業主の滋賀県では、地元と協議を重ね、既存の堰堤(えんてい)を改修した穴あきダム(堰堤)や川の中の段差を無くした魚道の設置など、オオサンショウウオにもやさしい河川改修へと大きく工法の見直しをされました。
保護活動を次世代につなぐ
地元古橋では、県の河川改修に合わせて、オオサンショウウオが住みやすい川の環境を守ろうと、「古橋のオオサンショウウオを守る会」を平成22年に設立しました。
「古橋のオオサンショウウオを守る会」は、「地元の自然環境は地域住民にしか守ることができない」という信念のもと、川の清掃や不法投棄の見回りを実施するほか、大雨の後には下流へと流されたオオサンショウウオがいないか、パトロールをするなど、保護と河川愛護活動を展開されています。
また、保護活動を次世代へつなぐため、地元の長浜バイオ大学をはじめ、水生生物や、環境保全の専門家たちの協力を得て、子どもたちに川の生き物を知ってもらう生き物観察会を開催されています。現在では、かつて見られなかった魚類や水生生物も確認することができ、環境にやさしい河川改修や保護活動の成果も徐々にではありますが現れてきています。
長浜から全国へ情報発信!
平成30年10月6日・7日には2日間にわたり、長浜市で全国の保護団体や研究者が一同に会する「第15回日本オオサンショウウオの会 長浜市大会」が開催されます。この大会ではオオサンショウウオの調査研究、保護活動や河川環境保全の重要性について発表、情報交換、そして現地での観察会が行われます。
全国大会を通して、古橋の取り組みを知っていただき、人とオオサンショウウオが暮らしやすい環境づくりを環境先進県「滋賀」の長浜から全国に向けて情報発信ができればと考えています。
古橋の活動に応援を!
古橋のオオサンショウウオを守る会や、地元の取り組みは、短期間で成果があがるものではありません。これからも地道に取り組んでこそ成果があらわれてくるものです。この地道で継続的な活動に、皆様の温かいご支援とご寄附をお願い致します。
ご支援いただいた寄附金は、古橋のオオサンショウオを守る地域活動に使わせていただきます。
【長浜市在住の皆様からのご寄附に関する注意事項】
長浜市では、市内在住の皆様からの寄附に関して、お返しの品の送付は対象外とさせて頂いております。予めご了承ください。
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長浜バイオ大学の学生が開発に取り組んだ地酒・ガラス製ぐい呑・オオサンショウウオグッズを送付
※長浜バイオ大学は、オオサンショウウオの調査・研究・保護に取り組んでいます。
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8月より随時発送致します。
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Maki