「口蹄疫で苦しんでいた故郷を元気にしたい」。アーティストの想いから始まったロックフェス

2012年に始まった「希望と太陽のロックフェス」は、口蹄疫で苦しんでいた「故郷 宮崎の仲間たちに元気を！」との想いでスタートしました。

企画をしたのは、宮崎出身のミュージシャン三宅伸治さん。18歳で宮崎を出て以来、東京でミュージックシーンの第一線を走りつづけてきた三宅さんが、故郷宮崎で口蹄疫の甚大な被害が出たことに心を痛め、ミュージシャンである自分に何ができるかと考え、仲間たちと立ち上げたのがきっかけでした。

三宅さんの想いに賛同したミュージシャンが集まり、毎年錚々たるメンバーで開催されてきた「希望と太陽のロックフェス」も今回で7年目を迎えます。

今年は原点回帰「都農」で開催

2012年、三宅さんが最初の開催場所として選んだ「都農」。ここは、三宅さんが時にはパートナーとして、時にはバンドマスターとして、強い絆を紡いできた忌野清志郎さんとの思い出が詰まった場所でもあります。

三宅さん「以前都農でフェスを行ったときは都農の方々と交流を深め、メンバー全員にとって深い思い出になりました。個人的にも強い想い入れがある都農に“帰ってきた”という気持ちです。」

元気になった都農を発信し、応援してくれる皆様へ恩返しがしたい

2010年に発生した口蹄疫で甚大な被害を受けた宮崎県都農町。
あれから8年という歳月が経ち、町では若い世代が町の活性化に積極的に活動するなど、以前の元気を取り戻しつつあります。

都農の河野町長も、希望と太陽のロックフェスを楽しみに待っています。

河野町長「口蹄疫をきっかけに始まった希望と太陽のロックフェスが、都農に帰ってきてくれてとにかく嬉しいです。三宅さんたちは、都農のことを忘れずにずっと応援してくださいました。その気持が嬉しく感謝の気持ちでいっぱいです。

2012年の第１回当時から比べると都農も、ずいぶん元気を取り戻し、若い世代が町の活性化に積極的に活動するなど、復興へ向けて一致団結して前を向いて走ってきました。

あの口蹄疫の悲しみを決して風化させずに未来への活力に繋ぎ、辛い時期に助けてくださった皆様へ、元気な都農の姿を発信することでご恩返しをしたいと思っています。

イベントを通して、復興の次のステップへ歩み始めている我々の姿を皆様にお見せするとともに、都農ワイナリーで心をひとつに。みんなで盛り上がりたいです！」

「音楽」と「食」で宮崎からパワーを発信！

三宅さん「今年は過去最大規模で出演者も今までも中で一番多いです。バンド形態も多いので、ロックフェスの名にふさわしい贅沢な流れになると思いますので、ぜひ皆さんに遊びにきてください！一緒に思い出を作りましょう！」

※Tシャツデザインを発表します！！

フェスTシャツのデザインが出来ました！表裏プリントで可愛らしい絵柄は、三宅伸治さんの娘、三宅見紅さんのデザインです。
都農ワイナリーに戻るという意味をこめてぶどう、ボトル、太陽をモチーフにしたステキな絵で親子共演を果たしました。裏面は今回の出演者の名前入りになっています。Tシャツの仕上がりも待ち遠しいですね！！
注）出演者のサインが入るため白Tシャツのみとなります。

【詳細】
日時：２０１８年９月１日（土）　
　　　　開場１１時００分から　
　　　　開演１３時００分から　　
　　　　終演１８時００分予定

開催場所：都農ワイナリー

都農ワイナリー：https://tsunowine.com/access/
Facebook：https://www.facebook.com/kiboutotaiyou/